PCを自作しました
先日パソコンを初めて自作しました。
以前から良いパソコンを買いたいとは思っていたのですが、
今使っている低スぺノートPCでも何とかなってるしお金もないし後回しでいいかと思ってました。
前のノートパソコンのスペックはこちらの記事に書いてあります。
いつかはPCを自作しようしようと思って先伸ばしにしていたところ、
そこにコロナがやってきました・・・・
コロナで自粛だと言われてアルバイトのシフトも減ったので、
ずっと考えてたPCの自作にとうとう取り掛かることにしたというわけです。
まあしてみたと言っておきながらもう組み立ててから2か月以上経ってます。(笑)
4月くらいにアマゾンでパーツを購入してゴールデンウィーク前には組み立てました。
パソコンを自作する理由は何より安く済むということです。
BTOパソコンを同じスペックで頼むと1万円から2万円くらい高くなります。
デイトレするならパソコンは自作するべき!・・・とまでは言いませんが、
パソコンのことに詳しくなっておけば後にスペックを上げたいと思った時に楽です。
デイトレで一番重要な武器であるパソコンですから、
自分で自由にカスタマイズできるようになっておいて悪いことはないと思います。
僕がよく参照したサイトはこちらです。
ここから先は自作PCに興味がない人にはなじみのない単語が出てくるので、事前にある程度調べておくとわかりやすいかもしれません。
外観
外観はこんな感じになりました。
サーマルテイクのPCケースです。
安いわりに評判が良かったのでこれにしました。
個人的にホワイトの方がかっこいい気がしたのでこちらにしました。
内観
中身はこんな感じです。
デカい割に中身はスカスカです。
デイトレするだけだったらGPUはいらないしCDドライブもいりません。
もしモニターを増設したくなったらGPUを買えばいいわけです。
構成
構成はこんな感じです。
CPU:インテル Core i5 9400
GPU:なし
マザーボード:アスロック製 Z390 PRO4
CPUクーラー:なし(CPUに付属)
電源ユニット:玄人志向 KRPW-N500W/85+
メモリ:VColor DDR4-2666 PC4-21300 16GB
SSD:シリコンパワー製 256G
PCケース:Thermaltake Versa H26 White
OS:Microsoft Windows 10 Home
以上が僕のPCの構成であり、今回買ったものすべてです。
それでは構成について説明していきます。
あ、先に言っておくと実は僕はMT5をやってみたいと思ってPCの自作をしてます。
MT5を動かすという前提で構成しているので単なるデイトレ用ならもう少しスペックを落としても大丈夫だと思います。
ただ、他のデイトレやってる方のPC環境とか見ると更なる高スペックPCを使ってる方も多いので、
余裕をもってこのくらいのスペックがあると快適かもしれません。
まあ結局MT5は難しくて何もできてないんですよね・・・・ほんと難しいんですよ。
CPU
CPUはインテルのcorei5 9400です。
デイトレをするためのPCを自作するなら、インテル製品にするべきです。理由は後述します。
デイトレをするだけならこれくらいの性能のCPUで十分だと思います。
と思って調べてみたら最近発売されたcorei3の10000番台ならもうこれと同じくらいの性能出るみたいですね。
なんかこっちのほうが安いしもう少し待ってこれ買えばよかったかもしれません・・・・
CPUを選ぶ際に気を付けてほしいのは、
CPUの中にはグラボ(GPU)内蔵のモデルと内蔵していないモデルがあるのでここは要注意です。
間違えて内蔵していないモデルを買ってしまうと、グラボを別で買わないと映像出力することができません。
インテル製品だと、最後にfがついてるものはグラボを内蔵していないモデルなので気を付けてください。
AMD製品だと反対に最後にGがついてるモデルにのみグラボを内蔵しています。
ちなみにインテル製品は最後にKがつく製品にはCPUクーラーが付属していないので気を付けてください。
僕もついてないと思ってCPUクーラーを買ってしまったので返品しました。
未開封だったのでほぼ全額戻ってきましたが、もったいなかったですね。
MT5について
MT5に興味がない方は読み飛ばしてください。
実はMT5では、CPUの性能がバックテストをするときのスピードに関わってきます。
具体的には、コアの数だけ並行してバックテストを行うことで、数値の最適化にかかる時間が早くなります。
なので僕の場合は、予算以内でコア数が多めの6コアのcorei5 9400にしました。
しかし、バックテストしてから気づいたのですが、平行してバックテストを行えるのはコアの数の分ではなくてスレッドの数の分だけ平行してバックテストできるみたいなんですよね。
このCPUは6コアですが、スレッドは同じ6スレッドです。
ということはコア数が4コアだとしてもスレッド数が8スレッドなら、そちらのCPUの方が早くバックテストを行えるようです。
まあこれは後から気づいたので仕方ないのですがちょっと残念ですね。
マザーボード
CPUが決まればマザーボードも決まります。CPUに対応しているマザーボードを買えばいいのです。
Z390 PRO4というマザボです。
僕はアスロック製のものにしました。特に理由はなく、当時一番安かったものです。
ここで注意なのですが、インテル製品用のマザボだとVGA端子がついているのですが、AMD用のマザボだとVGA端子がないものが多いんですよね。
もちろんマザーボードによりますが、AMD製のCPUにはGPUが内蔵されていないモデルが多いので当然かもしれません。
デイトレをやるならマルチモニターは必須だと思うので、映像出力端子は多いほうがいいです。
ここにCPUはインテルの方がいい理由があります。
まあ初めからグラボで出力するつもりなら問題ありませんが。
電源ユニット
電源ユニットは500Wのものです。
僕の構成ではグラボがないのでそこまで大きいワット数じゃなくていいかと思い、これを選びました。
あまりワット数が低いものだと問題が起こるようなのですが今のところ問題ありません。
メモリ
メモリはとにかく16Gで安いものを探しました。
僕が買ったものは台湾のメーカーらしいですが正直メモリに関してはそんなに変わらんだろうと思ってあまり考えてないです。
細かい性能とかもあるようですが一番安いものでいいと思います。
リンクは記事を書いた当時一番安いものです。
SSD
SSDは250Gでとりあえず買って、そのあとにHDDを増設しようと思ってました。
そもそも前のノートPCはHDDの500Gだったのですが、その容量の半分も使ってなかったので、こんなもんでいいだろうと思いました。
現状半分も使ってません。
SSDもm.2とかPCI接続だとかで性能の違いがあるようですが気にするほどではないと思います。
OS
OSは持ってないので買いました。
OSにはDSP版(一回きり版)と通常版がありますが、
通常版を買っておけばウィンドウズ10以降のアップデートはないらしいので次にパソコンを買った時にも使えるらしいです。
要するにウィンドウズ11とかは出なくなるようなので長く使えるようです。
PCケース
PCケースは上にある参照サイトでコスパが良いと書いてあったのでこれにしました。
まあ正直デカすぎますね。
僕のパソコンのスペックだとこのサイズは必要ありませんでした。
ミドルタワーのもので良かったです。
グラボを増設するならこのくらいのサイズだと良いかもしれません。
値段相応ということかもしれませんが色々と作りが荒いところがあります。
側面の透明の板のねじが回しづらかったりそもそも外箱を開ける前から傷ついてたりしました。
普通に使う分には全く問題はありませんけどね。
始めて組み立てた感想
組み立てに関しては大体3時間くらいかかったと思います。
午後8時くらいに組み立て始めて、11時くらいに組み立て終わりました。
ユーチューブで組み立てを解説してくれる動画を見てから組み立てたので何となく手順はわかってました。
基本的には動画の通りに組み立てるのでそれほど突っかかりはしませんでした。
先にマザボにCPUなどを取り付けていき、その後にマザボをPCケースに取り付け、配線をします。
印象に残ったのは、マザボの端子が硬くていやこれ壊れない?ってくらい押し込まないとちゃんと入らなかったりするので怖かったです。
差し込む度にマザボがミシミシ言うんですよね。
結構力入れて押し込まないと入らなかったりするので、初心者にはちょっと怖いところです。
電源ケーブル類もそうですが、特にメモリが硬かった記憶があります。
ファミコンのカセットくらいと聞いてましたが、それよりは全然硬いです。
マザボとの相性によるのかもしれません。
ケーブルはいっぱいありますが、ほとんど使いません。
見たことないような極太ケーブルは初めてみるとビビりますね。ヘビかと思いました。
あとPCケースのねじが多すぎてはじめは何が何だかわからなかったです。
でもちゃんと見てみると3種類しかねじが入ってなくてそれが大量に同じ袋に入ってるものですから困ったものです。
袋分けしてくれればいいのに。
組み立ててとりあえず起動してみようとスイッチを入れましたが起動しませんでした。
まあ初心者なので当然どこかミスってるわけです。
原因はマザーボードの電源ケーブルを1本しか繋げてなかったからです。
普通電源ケーブルを二本差す必要があるなんて思わないですよね。
マザボによってはこういうこともあるようです。
総費用
自作PCにかかった費用です。
CPU・・・・・・・・・22018円
マザーボード・・・・・13980円
電源ユニット・・・・・5500円
メモリ・・・・・・・・7580円
SSD ・・・・・・・・4675円
OS・・・・・・・・・11260円
PCケース・・・・・・4200円
合計・・・・・・・・69213円!!!!!!!
7万円切りました!
このスペックで7万円切るならまあまあじゃないでしょうか。
と言いつつCPUクーラーを間違えて買って返品してるので実際に払ったお金は7万円超えてるんですよね(笑)
でも多分今作ったらもっと安くなると思います。
僕が買った時ってまさにコロナ真っ只中で品薄のためちょっと高かったんですよね。
CPUなんかは今なら2万円で買えますし、同じものを今買ったら若干安く済むと思います。
まあゴールデンウイーク中は新しいパソコンで遊べたので外出しなくても楽しめたのでそこは良かったですね。
終わりに
というわけでPCを自作したのですが、思ったよりは簡単だったと記憶しています。
もちろん予習をばっちり行った上での自作ですが、
用語さえ押さえてしまえば難しくありません。
とにかく大事なのは構成を間違えないことですね。
組み立ての時に壊してしまうということはほとんどありませんので、
買うパーツさえ間違えなければ大丈夫です。
間違えたら返品するしかないのはCPUとマザボの組み合わせです。
動作するかをちゃんとネットで調べてから購入するべきです。
ここさえ間違えなければ後は何でもいいと思います。
もしも高性能PCが欲しいけど安く済ませたいのでしたら自作PCに挑戦してみてはいかがでしょうか。
長々とありがとうございました。